
コドモ、夫に続きとうとう昨日は私まで体調を崩してしまった。
「お腹痛ーい」の「だるーい」ので、朝うどんをゆでて食べてから
そのまま寝てしまった。
目が覚めたらもう12時、さてお昼はどうしようか。
そこへいつものメロディが聞こえてきた。
移動パン屋さんがウチのとなりの角をまがるとすぐのところに
週2回だけ来てくれる。
「ラッキー、これにしよう」
でも髪もくちゃくちゃ、着替えるのも面倒なので今日は思い切って
コドモの「はじめてのおつかい」の日にしようと決心した。
「ねえ、パン屋さんまでひとりでおつかいにいってくれる?」
というと
「え〜」
と半分うれしそうな顔をしながら渋るので
「ママお腹が痛くてお熱があるからお買い物いけないの」
とTVの「はじめてのおつかい」の定番の台詞を言ってみる。
今度はきりりとした表情で
「いいよ!ぼくひとりでいってくるよ!!」
パンの種類がよくわからないので、「好きなパンを3つ買ってきてね」というおつかいに。
巾着に千円札を入れてうれしそうに靴を履く。
うれしさ余って道路に飛び出しそうなのでそこは注意を促す。
コドモが家を出たあとウッドデッキに出て様子を伺う。
植木や車が邪魔でよく見えないのがもどかしいが無事パン屋さんには
到着した様子。
5分ほどだろうか、少し手間取ったものの無事おつかいを終えて
帰ってきた。
表情も生き生き、今朝までお腹の風邪で食欲があまりなかったのに
自分の買ってきたパンはやっぱりおいしいのかな。
たった5分、しかも家から見えるところまでのおつかいだけれど
彼にとってはとても興奮する体験だったようで
「ひとりできたの?っていわれちゃったんだ」
「ママのは甘いのが好きだからあんパンでね、ボクはメロンパンと
チーズのパン」
「パン取れないから取って下さいって言ったんだ」
「おつりはちゃんと袋にいれてもらったよ、ありがとうって言ったよ」
たくさんお話ししてくれた。
(「あるあるたんけんにゃー!あるあるたんけんにゃー!」とお笑い
コンビ「レギュラー」と「ねこひろし」のギャグを組み合わせた歌を歌いながらある行ったそう…)
本当はもう少し遠くまでおつかいさせたいんだけど、今の世の中
いろんな事があるからなかなか幼稚園児をひとりで外に出すのは
心配。
「子供には子供なりの命がけの緊張感のある体験をさせてやることが
大切だ」と言う意見にはなるほど賛成だけれどなかなかその環境が
整えてあげられないのが残念。
(そりゃあホントに死んじゃったりしたら困るわけで)
私が幼稚園のころは 数軒先の酒屋さんに「ブルドックソース」や
「かたくりこ」を買いに行くおつかいをよくしたなあ。
中濃とウスターを間違えないように空いたソースの容器を持たせて
くれようとしたけれど、色でわかるから大丈夫大丈夫と言って頑固に
母の親切な申し出を断ったりしたっけ。
兄は父に「お酒飲むからおつまみに、あのイカの揚げたようなやつ
買ってきて」(乾き物のおつまみのコーナーによくあるもの)と
言われて冷凍の(これから揚げるもの)イカリングを買ってきたので
「ちがうだろー!!」と怒られてたな…兄が小学校高学年か中学生の
ころのことだけど妹ながらにあきれてしまった。
男の子というのはたいがいこんなものかな、我が息子にも簡単すぎた
かもしれないがこのくらいのおつかいで丁度よかったのかもしれない。